ワイキキビーチから見る長岡花火

ハワイで長岡花火大会

長岡市とホノルル市が姉妹都市に

2012年3月2日、新潟県の長岡市とハワイ州のホノルル市が姉妹都市の提携を結びました。

日米開戦の発端となった真珠湾攻撃を指揮した山本五十六の故郷が現在の長岡市であるという縁から、真珠湾があるホノルル市との姉妹都市提携となったそうです。

長岡といえば、秋田県の大曲、茨城県の土浦とともに日本三大花火大会の一つに数えられている、有名な『長岡まつり花火大会』があります。

姉妹都市提携から2日後の3月4日、その長岡花火がハワイのワイキキビーチ沖で打ち上げられました!

世界に届け、平和への祈り

長岡市は、1945年8月1日の長岡空襲で1,488名もの犠牲者が出た町です。その空襲からの復興を願って、ちょうど一年後に行われた戦災復興祭が、大花火大会がある長岡まつりの起源なのだそうです。

そういった歴史的背景から、ハワイでの長岡花火大会は「世界に届け、平和への祈り」という、特別なテーマを持ったイベントとなりました。

私は友人たちとワイキキビーチの一番前から見ました。あいにくの雨でしたが、大勢の人たちがビーチにつめかけ、長岡花火を満喫していました。

ワイキキの夜空を彩った1,400発の花火

まずは、真珠湾や長岡空襲の犠牲者への慰霊と、日米のさらなる友好、そして世界平和への願いを込めた3発の「白菊」という名前の花火があがりました。

それからは約1,400発、10分間ノンストップのホノルル特別バージョンの長岡花火でした。その迫力と繊細かつ大胆な美しさに、ワイキキビーチでは大きな歓声と拍手が起きていました。

ワイキキビーチから見る長岡花火
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