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日常会話で使うハワイ語 25選

ハワイ語は、英語とともにハワイ州の公用語に指定されています。 American Community Survey の2009~2013年の調査によると、家庭でハワイ語を話すハワイ州在住者は約18,000人しかいません。しかし、多くのハワイ語の単語は英語にまじって多くの人たちによって日常会話で使われます。また、ハワイの地名もほとんどがハワイ語なので、ハワイで暮らすと自然と馴染みの深い言語になっていきます。

この記事では、母国語としてハワイ語を話す人たち以外にもハワイで広く浸透しているハワイ語の単語やフレーズを紹介します。

アヒ(‘ahi)

キハダマグロ
キハダマグロ | 写真:Pixabay

意味:マグロ。ハワイでもっとも人気のある食用魚です。ハワイでアヒといえば、普通はキハダマグロとメバチマグロのことを指します。

ア フイ ホウ(A hui hou)

意味:また会いましょう。英語では “Until we meet again” と訳されることが多いようです。

アロハ(aloha)

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写真:little plant

意味:こんにちは、他。最も有名なハワイ語です。「こんにちは」「さようなら」などの挨拶のほか、優しさ、調和、謙遜、我慢などのいろんな意味があります。

ウクレレ(‘ukulele)

ウクレレ
ウクレレ | 写真:Aaron Burden

ウク(ʻuku)はノミ、レレ(lele)は飛び跳ねるという意味があります。ウクレレを演奏するときの手の動きがまるで飛び跳ねるノミのようだからこの名前がついたとも、”ウクレレ” という愛称で呼ばれていたウクレレ奏者が由来とも言われていて、語源には他にもいくつかの説があるようです。

エ コモ マイ(E komo mai)

意味:いらっしゃいませ、ようこそ。お店やオフィスの玄関に書いてあることが多いフレーズです。

オノ(‘ono)

意味:美味しい。

オハナ(‘ohana)

意味:家族、親戚。たとえ血が繋がっていなくても強い絆や愛情で結ばれたグループやコミュニティはオハナとされます。

カーネ(kāne)

意味:男性、夫。

カマアーイナ(kama‘āina)

意味:在住者。ハワイへ旅行に来られた方は「カマアーイナ」という言葉を見たり聞いたりしてなんだろうと思われた方もいらっしゃると思います。カマアーイナは、「ハワイに住んでいる人」という意味です。ハワイ州では、ハワイの住民、つまり「カマアーイナ」のためのディスカウントがたくさんあります。美術館、博物館、自然公園、動物園、水族館、ホテル、ヨガスタジオなど、多くの場所で「カマアーイナ割引」が設定されています。例えばホノルル動物園は、2021年5月現在、大人の入場料は19ドルですが、カマアーイナは半額以下の8ドルで入ることができます。カマアーイナであることを証明するには、ハワイ州のステートIDか、運転免許証を提示するのが一般的です。

ケイキ(keiki)

意味:子供、子孫。子供のフラはケイキ・フラと呼ばれます。

コークア(kōkua)

意味:協力。日本でお店や施設の張り紙などでよく見られる「ご協力ありがとうございます」という文言は、英語では「Thank you for your cooporation」となります。これがハワイでは「Thank you」を「マハロ」に、協力という意味の「cooporation」を「コークア」に置き換えて、「Mahalo for your kōkua」と英語とハワイ語をまぜて使ったりします。

パウ ハナ(pau hana)

意味:仕事の後。パウは「終わる」、ハナは「仕事」を意味します。転じて、「仕事終わりに一杯やる」という意味で使われることが多いようです。

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直訳すると「仕事のあと」 ハワイのローカルたちのあいだでおなじみの「パウハナ」という言葉をご存知ですか? パウ(pau)は「終わる」、ハナ(hana)は「仕事」という意味のハワイ語です。 「パウ」はハワイではとても多く使われる[…]

ハナ ホウ!(Hana hou!)

意味:アンコール! ハワイのコンサートでは客席から “Hana hou!” がたくさん聞こえます。

プープー(pūpū)

プープー
写真:Sebastian Coman Photography

意味:おつまみ、付け合わせ、スナック、オードブル。ハワイのレストランのメニューでよく見る言葉です。もともとはカヴァと一緒に提供される魚、鶏肉あるいはバナナのことを指す言葉だったそうです。

フラ(hula)

フラの道具
写真:photoAC

意味:踊り。日本でも人気のフラダンスのフラのことです。フラそのものが「踊り」を意味するので、“フラダンス” と言った場合「踊り踊り」となり意味がかぶってしまいます。だからダンスはつけずに「フラ」というのが正しい呼び方です。

フリフリ(hulihuli)

意味:ひっくり返す、回す。棒に刺したチキンを火の上でぐるぐる回して焼くフリフリチキンが有名です。

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オアフ島の“ノースショア”と呼ばれる北海岸沿いや、ワイマナロという町がある東の方などを車やバスで通ると、道路脇でモクモクと煙をたてて香ばしい美味しそうなにおいを漂わせているテントがあります。そこではきっと、ハワイのローカル名物料理のひとつ[…]

フリフリチキン

ポケ(poke)

ポケ売り場
ポケ売り場 | 写真:photoAC

意味:スライス、カット。生の魚介類などを一口サイズに切って塩や海藻などと混ぜて食べるハワイ料理です。主材料を頭にもってきて、例えばマグロのポケなら「アヒポケ」、豆腐のポケなら「トーフポケ」などと呼ばれます。

ホロホロ(holoholo)

意味:散歩する、遊航に出る、レクリエーションに出かけるなど。ぶらぶらと気楽に外へ出かけるというニュアンスで使われることが多い言葉です。ハワイらしいリラックスした雰囲気を感じられる、私が大好きな言葉です。

マウカ/マカイ(mauka/makai)

意味:マウカ=海側、マカイ=山側。カイは海のことです。日本語と同じなので覚えやすいですね。ホノルルでは、今いる場所から海側(主に北側)をマカイ、山側(主に南側)の方をマウカといいます。

マニニ(manini)

マニニの群れ
マニニの群れ | 写真:photoAC

意味:シマハギ、小さい。ハワイに生息する体長15~25センチくらいの魚です。スラングとして「小さい」や「わずかの」などの意味で使われることもあります。例えば「I’m busy with manini matters(細々とした事がたくさんあって忙しい)」みたいな使われ方をします。

マハロ(mahalo)

意味:ありがとう。アロハの次によく使われるハワイ語です。日常のメールやテキストでもとてもよく使われていて、ハワイでは誰でも知っている言葉です。より丁寧に大きな謝意を表す場合は、「Mahalo nui loa(マハロ ヌイ ロア)」と言います。

マヒマヒ(mahimahi)

マヒマヒ
マヒマヒ | 写真:photoAC

意味:シイラ。ハワイでは食用魚としてとても人気がある白身魚です。

ラーナイ(lānai)

ラハイナ・ショアーズ・ビーチ・リゾート客室のラーナイ
ラハイナ・ショアーズ・ビーチ・リゾート客室のラーナイ

意味:ベランダ、ポーチ。家屋と繋がっている屋根付き居住空間で、普通は窓はありません。ハワイの家、コンドミニアム、ホテル、レストランなどの多くがラーナイ付きで設計されています。ダイニングテーブルと椅子を置いて、大人数がゆっくり食事をできるくらい広いラーナイもあります。ただし定義が曖昧な場合も多く、屋根のないバルコニーやテラスなどもハワイではラーナイと呼ばれることがあります。

ルーアウ(lū‘au)

意味:宴、パーティー。

ワヒネ(wahine)

意味:女性、妻。

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