ハワイの餅

ハワイで餅つき

ハワイでも大人気

日本人移民とその子孫たちの影響で、お餅はハワイではとてもポピュラーな食べ物です。餅は英語では “rice cake” といいますが、ハワイでは “mochi” で通じます。地元の人ならみんな mochi を知っているし、みんな大好きです。ペットの犬に Mochi と名付けた日系人の友人もいます。

あんこを入れたり、きな粉をまぶしたり、醤油をつけて焼いて海苔で巻いたりと、日本と同じような食べ方で食べられます。お雑煮を作る家庭もあります。 ハワイでは “mochi soup” と呼ばれることが多いようです。

また日本でもおなじみの、アイスクリームをうすい求肥で包んだものは “mochi ice cream” と呼ばれ、ハワイでもとても人気があるスイーツです。

餅つき大会

ハワイでは年中売れられているのですが、特に日系の家庭ではやはりお正月にもっともよく食べられます。年末には、ハワイの各地で餅つきも行われます。大家族の場合は一族が集まって家庭で餅をつく場合が今でもありますが、お寺などで、年末に餅つき大会をやるところが多く、ハワイではおなじみの年中行事のひとつになっています。

私は餅つき大会に参加したことはありませんが、年末に出来たてのお餅をおすそ分けでいただくことがよくあります。

特に有名なのは、ハワイ島のワイレアという小さな村で毎年開かれる餅つき大会です。2015年で18回目になります。1998年の第1回目は、近所の住民23名ではじまった餅つき大会ですが、年々参加者が増え、去年はなんと600人以上が訪れたそうです。餅つきだけでなく、沖縄太鼓の演奏、生け花、移民のプランテーション時代の物語など、さまざまな文化交流が行われます。今年は、12月27日の午前8時から午後2時まで開催されます。

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