マンゴーの木にぶら下げた爆竹に着火

大晦日の年越しパーティー

国際色豊かなホームパーティー

ハワイの大晦日は、毎年カイムキの知人宅のホームパーティーに参加させてもらっています。語学留学生としてハワイに最初に来たときのホームステイ先だったホストファミリーのお宅です。丘の上からワイキキ方面を見下ろせる広いラナイ(テラス)がある素敵なお家に、ホストファミリーの友人や親族たちが20人くらい集まります。

パーティーは夜の9時ぐらいから始まります。ご主人が作る手料理に加え、参加者は各々おつまみやデザート、お酒などを自由に持ち寄ってシェアします。参加者はアメリカ人、日本人、フィリピン人、中国人、ドイツ人などさまざまで、ハワイらしい和やかな雰囲気です。料理もポケ、フライドフィッシュ、お寿司、ルンピアなど国際色豊かです。テレビはつけないで、会話を楽しみます。

午前0時の花火大会

マンゴーの木にぶら下げた爆竹に着火
マンゴーの木にぶら下げた爆竹に着火

パーティーのクライマックスは日付が変わって年が明ける午前0時です。ゴージャスな爆竹が毎年用意されていて、庭の大きなマンゴーの木にぶら下げてあります。午前0時になるのと同時にこれに火をつけます。みんなで鳴り響く爆竹を眺めながら、シャンパンで乾杯して新年を祝います。日本とはだいぶ違う雰囲気です。

多くの家庭で爆竹や花火をあげるので、ラナイから見下ろすホノルルの街は圧巻です。ものすごい音と煙に包まれます。環境的に問題があるという声もあるようですが、地元の人たちは「毎年の恒例行事だから」といった感じであまり気にしていないようです。

朝まで続くことも

年越し後、ご主人の気分次第では彼が大好きなアフリカ音楽を大きな音でかけはじめます。リビングはダンスフロアと化し、みんなで踊ります。おじいさんもおばあさんも若者もみんなで楽しく踊るのは、さすがアメリカです。

午前1時ごろには参加者の半分くらいは帰宅します。若者たちはこのあとクラブに繰り出したりします。私も誘われて何度か行きました。お酒が好きな人たちはご主人とラナイで4時すぎまでしっぽりと飲み続けることもあります。

私の大晦日の夜は毎年こんな感じです。毎年楽しいパーティーに誘ってくださってほんとうにありがたいです。

2005年もいい年になりますように。

マンゴーの木にぶら下げた爆竹に着火
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