人に誘われて、ビーチクリーンと呼ばれる、海沿いのゴミ拾いボランティアに参加してきた。開催者は、ハワイ在住の日本人を中心に活動している「ホノルル海さくら」というボランティア団体だ。

海さくらとは

調べてみると、海さくらは、神奈川県の江ノ島を拠点にゴミ拾いを中心とした多方面な活動をしている団体で、日本には他に大阪海さくら、石巻海さくらなど、5箇所に拠点が置かれている。

私が参加したホノルル海さくらは、海さくら初の海外拠点として、2012年に設立された。以来、毎月末の日曜日にビーチクリーンを続けている。4月の熊本地震の際には募金活動を行ったり、チャリティイベントを開催したりもした。

ビーチクリーン当日

午前9時半、集合場所であるアラモアナセンターの道路を挟んで向かい側にあるビーチパークの入り口に行ってみると、すでに40名ほど集まっている。

参加者が揃ったところで海辺に移動した。代表者の挨拶があり、3回目の参加者に景品としてホノルル海さくらオリジナルのタオルが贈呈された。6回目の参加者には「ブラックタオル」と呼ばれる特別な黒色のタオルがもらえるという。実はこの「ブラックタオル」は、私がデザインさせていただいた。私にできることで少しでもグループの力になれて嬉しく思う。今後オリジナルTシャツの制作も検討中とのことで、また私がデザインを手伝わせていただく予定だ。

また、地元ホノルルの多くの商店や飲食店などが、ホノルル海さくらの活動趣旨に賛同し活動を支援するために、割引券やグッズなどを進呈してくれるという。それらはビーチクリーン後にゲームやコンテストを企画して、参加者に景品として配っているそうだ。

午前10時、各自にゴミ袋、手袋、トングが配られて、約1時間、海沿いを丹念に歩いてゴミを拾って歩いた。ビーチクリーンというからてっきり砂浜を掃除するのかと思っていたが、マジックアイランドという人口の半島の岸辺のゴミ拾いだった。

一見きれいにみえるマジックアイランドだが、気をつけながらゆっくり歩くとたくさんのゴミが落ちたり流れ着いたりしていた。ゴミの内容は主に空き缶、空き瓶、食べ物のパッケージ、袋、衣類、釣り糸など。一時間で私の大きなゴミ袋はいっぱいになった。そのゴミ袋が40人分あるわけだから、相当な量である。それでもこの日は少ない方だったというから驚きだ。

午後はBBQで参加者と交流

ゴミ拾いが終わった後は、参加希望者にはマジックアイランドでBBQが用意されていた。ランチを食べながら参加者と交流を深めることができた。参加者はほとんどが日本人で、留学生やハワイ在住の社会人のほかに、短期で旅行に来ているという人もいた。

ハワイの環境について考えるいい機会になったし、新しい友人もできた。また機会があればぜひ参加したい。

﨑津 鮠太郎